ロートアイアンの品質について

ロートアイアンの歴史は紀元前3000年頃、エジプトでベッドに使用されたことから始まり、その技術が日本へと伝えられるようになったのは近世。多くは鹿鳴館や旧帝大の門扉など威厳や格式を象徴するものとして使われました。現代のロートアイアンは、セキュリティ面の信頼性はもちろんのこと、その装飾性についても、 個性的な空間創造にとって魅力的な素材として注目を集めています。

アイアン工房のロートアイアン製品は、スタイル・フォント、カラーなどから、自分のイメージに合った種類をお選び頂き、製作する事ができます。ハンドメイドのオーダー商品なので「希望の書体で製作した表札が欲しい」などのご要望についても、お気軽にご相談下さい。

アイアン工房の溶融亜鉛メッキはサビに強い!

素材

錬鉄・鋳造鉄
鉄の原産国:中華人民共和国
組成(不純物)
C 0.02%以下
S 0.35%以下
Mm 1.54%以下
P 0.009%以下
S 0.01%以下
Cu 0.14%以下
Ni 0.15%以下
Mo 0.08%以下
Nb 0.03%以下

メッキ処理

全製品
溶融亜鉛メッキ処理(JIS H 8641)
厚み 100マイクロメートル(平均)
亜鉛の付着量536g/平方メートル

国土交通大臣官房官庁営繕部監修
「建築工事共通仕様書」14章金属工事
14.2.3 鉄の亜鉛めっき B種適合品

メッキ材料(三井金属製)
蒸留亜鉛I種
Zn 98.5%以上(JIS H2107)
Pb 1.3%以下
Fe 0.025%以下
Cd 0.4%以下

塗料

素地調整
JASS13 金属工事
2.2.(3)(ii)化成皮膜処理

<下塗り>JIS A 4704
二液性エポキシ系塗料(日本ペイント製)
塗装厚み 40マイクロメートル以上
黒色・透明・ブロンズ色が標準
<上塗り>JIS A 4704
二液性ポリウレタン系塗料(日本ペイント製)
塗装厚み 30マイクロメートル以上。
特殊カラーは2〜3色同時使用。